地元、信州の農・食・暮らしを発信 ―さんちょく新聞より―

新鮮夏野菜で酷暑を乗り切れ

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 トマト、きゅうり、ズッキーニ、レタス、えんどう豆…夏本番を迎え、信州の直売所には、今が旬の高原野菜がズラリと顔をそろえる。
 写真は八ヶ岳山麓のたてしな自由農園。今年の7月は、何日も連続して雨が降り続いたため、日照不足による夏野菜生育への影響が懸念された。しかし標高の高い原村地域では、他地域よりも夏野菜が出始める時期が遅いため、梅雨明けに一番の旬を迎える農産物たちには、大きな影響もなく育っているという。

 トマトにピーマン、ゴーヤにかぼちゃ―。色鮮やかな夏野菜たちは料理をカラフルに彩り、食欲も増進させてくれる。また、夏に不足しがちな水分やカリウムを多く含んでいるのも夏野菜の特徴。加熱せずにそのまま食べられるものが多いのもうれしい。夏バテや熱中症予防にも効果的な夏の味覚たち。栽培技術や流通網の発展により、季節を問わずどんな野菜も食べられる時代だが、味、栄養素、どちらの面から見ても旬の野菜が一番!
 太陽の日差しをいっぱいに受けて育った、栄養たっぷり夏野菜を食べに、直売所へ出かけてみてはどうだろう。

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(平成27.8.15 産直新聞第91号より)
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