直売所がこの先生きる道を共に探る

青森をもっと元気に!産地直売所活性化セミナー

現在、地場産食材ブームが到来し産地直売所は全体として活性化しています。その一方で各店の売上げ低下、出荷量の減少、担い手の高齢化などが目立ってきています。
こうした中で、青森県内の直売所が直面している問題を探り出し、それを克服していくことを目指して、「青森をもっと元気に‼ 産地直売所活性化セミナー」を、下記のとおり開催します。各産地直売所の中心的担い手や行政関係者などがテーマごとにその克服方向を考察し、実践力を養うセミナーです。
受講料は無料です。


1.名称 
 「青森をもっと元気に!! 産地直売所活性化セミナー」

2.主催・企画・協力
   主催:青森県農林水産部総合販売戦略課
   企画・運営:株式会社産直新聞社 
   協力:株式会社デジアイズ/ホシザキ東北株式会社
      株式会社フォーレスト/エプソン販売株式会社 

3.開催日時・開催場所など
   【第1回】10月26日(木)13:00~16:00 アスパム 会議室「八甲田」
   【第2回】11月16日(木)13:00~16:00 アピオあおもり大研修室
   【第3回】12月8日(金) 13:00~16:00 アピオあおもり大研修室
   【第4回】1月25日(木) 13:00~16:30 アピオあおもり大研修室・調理実習室
   アスパム    青森市安方一丁目1-40  TEL 017-735-5311
   アピオあおもり 青森市中央三丁目17-1 TEL 017-732-1010




4.各回セミナーの内容

【第1回】:平成29年10月26日(木)



タイトルなし

基調報告:「全国の事例にみる直売所経営の課題と展望」 
     (株)産直新聞社代表 毛賀澤明宏
専門家報告:「ポスレジを経営改善に役立てるために」 
     (株)デジアイズ スタッフ

全国的な直売所の増設により、直売所間競争が厳しくなり、経営力・販売力・組織運営力が今まで以上に問われる状況になっています。自店の強み・弱みはどこにあり、どこを改善したら良いのか?全国の先進事例を紹介しつつ、分析の視点と改善の方法を考えます。専門家報告では、(株)産直新聞社と連携して3年間に渡りポスレジデータの活用方法について研究を行っている寺岡精工グループの機器メーカー=(株)デジアイズのスタッフを招き、レジに眠る未活用の機能の使い方について解説してもらいます。



  

【第2回】平成29年11月16日(木)



タイトルなし

基調報告:「買い物をしたくなる店をどう作るか? 店内・店外・その他」
     (株)産直新聞社代表 毛賀澤明宏
専門家報告:「POPラべルの販促効果と作り方」 
     エプソン販売(株) スタッフ

全国各地の「買い物したくなる直売所」を紹介しながら、その魅力の秘密はどこにあるのかを、主に、売り方、棚の作り方、商品の見せ方、販売スタッフの接客対応の仕方―などの視点から整理し掘り下げます。
専門家報告では、直売所の商品にデザインラベルを貼ることで販売力が向上するかどうか、(株)産直新聞社とともに4年間にわたり研究を進めてきたエプソン販売(株)のスタッフを招き、POPラベルの効用と作り方について話してもらいます。
 
 

【第3回】平成29年12月8日(金)



タイトルなし

基調報告: 「〝他所にはない農産物〟が直売所の最大の個性になる」 
     (株)産直新聞社代表 毛賀澤明宏
専門家報告:「直売所を盛り上げる自然循環型肥料と土づくり」
     (株)フォーレスト スタッフ

競争が激化する中では、結局、他所にはない、美味しい、安全・安心の農産物が消費者の支持を得る最大の力になっています。出荷農家が協力して、生産段階から個性ある取組みを進めることで、店の魅力をアップし、売上げを伸ばしている実例を紹介しながら、具体的な方法を考察します。
専門家報告は、(株)産直新聞社と連携して、地域ごと、直売所ごとの循環型発酵堆肥の製造・供給拠点づくりを進める(株)フォーレストのスタッフを招きます。




【第4回】平成29年1月25日(木)



タイトルなし

基調報告:「惣菜・加工品の充実による直売所の活性化」 
     (株)産直新聞社代表 毛賀澤明宏
専門家報告:「地場産食材を活かす新加工技術」(実技あり) 
      ホシザキ東北(株) スタッフ

地場産食材への注目が高まっている現在、直売所でも加工食品、特に弁当や総菜の売れ行きが伸びています。また、出荷される農産物の安定的な活用方法としても、加工事業は大きな役割を果たします。直売所と加工所の連携はどのように発展させるべきか? 全国の実例を紹介しながら、方法を考察します
専門家報告には、(株)産直新聞社とともに、新たな加工のあり方の普及を進めて来た厨房機器メーカー=ホシザキのスタッフを招き、実演も含めながら、最新の加工技術について紹介してもらいます。



5.参集範囲・応募方法など

・青森県内の産地直売所・道の駅・農産物加工所などの関係者、市町村やJA関係職員等
・受講料は無料です。
たくさんの皆様からのご参加、お待ちしています!
アグニコ

安心安全な農作物の生産・販売・購入を支援するwebサイトをオープンしました! 手間のかかる防除履歴のチェック作業を手助けする「農薬適用判定navi」と、使用可能な農薬をカンタンに検索できる「農薬info」をテスト運用中です。ただいまユーザー募集中! 登録のお申込み・お問合せは産直新聞社まで。

GAPとは

GAPとは「Good Agricultural Practice」の略で〝良い農業の実施〟の意味。「人間の健康」「自然の環境」を守り、「持続的農業」生産を行い、消費者に信頼される健全な農業を実践することです。科学的知見に基づきながら、食品安全だけでなく、環境保全や労働安全など幅広い分野を対象とし、法令やリスクを認識しつつ、持続的な農業生産を目指します。

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