直売所がこの先生きる道を共に探る

信州直売所学校2015 開講!

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 7月22日、総合教育センター(塩尻市)で信州直売所学校第1講座を実施しました。本講座は、産直新聞社が昨年度から継続して取り組んでいる「環境に優しい農業」実践直売所育成事業の一環で、長野県農政部と共同で企画・運営を行う、直売所スタッフのための人材育成講座です。今年の7月から来年2月までの間に、全10期日の講座を予定しており、各回異なる講師を招いて、直売所GAPの実践や環境保全型農業の推進、農作業の安全性向上に向けた知識取得など、直売所運営における幅広い項目を学びます。

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 第1回目となる22日には、20直売所25人、個人農家1人の計26人が出席しました。初日はオリエンテーションとして、産直新聞社から趣旨説明と昨年の事業内容の紹介を行なった後、参加直者全員が、自己紹介を兼ねてそれぞれの店舗の紹介と抱える課題、今後取組みたいこと等を発表しました。参加者からは、「エコファーマーの活躍の場を作りたい」、「売れ残り野菜の活用に頭を悩ませている」、「出荷者との関わり方が課題」など、さまざまな意見が出され、また別の参加者からはそれに応える自店舗の実践方法なども紹介されました。

 講座終了後には、「他店の話を聞けて参考になった、やる気が出た」、「今後の展開のヒントとなりそう」と、前向きな感想が多く聞かれました。


多くの皆様のご参加をお待ちしています



 信州直売所学校、第2回目の講義は8月19日(水)、同会場にて実施します。この日は、農薬の使用・管理方法や、防除日誌の管理・確認方法について、長野県内の直売所で先進的に実践している担当者を講師に迎えて学びます。ご興味をもたれた直売所の皆さん、信州直売所学校は今からでもご参加可能です。ご自身の直売所の魅力アップを目標に、ぜひ私たちと一緒に学んでみませんか?皆で集まって情報共有を行いながら、長野県の直売所のパワーアップを目指しましょう!多くの皆様からのご参加をお待ちしています!


カリキュラム・参加申込書ダウンロード



カリキュラムおよび参加申込書は↓からダウンロード可能です。
信州直売所学校カリキュラム (pdfファイル、4653103バイト)
信州直売所学校申込書 (pdfファイル、677835バイト)
アグニコ

安心安全な農作物の生産・販売・購入を支援するwebサイトをオープンしました! 手間のかかる防除履歴のチェック作業を手助けする「農薬適用判定navi」と、使用可能な農薬をカンタンに検索できる「農薬info」をテスト運用中です。ただいまユーザー募集中! 登録のお申込み・お問合せは産直新聞社まで。

GAPとは

GAPとは「Good Agricultural Practice」の略で〝良い農業の実施〟の意味。「人間の健康」「自然の環境」を守り、「持続的農業」生産を行い、消費者に信頼される健全な農業を実践することです。科学的知見に基づきながら、食品安全だけでなく、環境保全や労働安全など幅広い分野を対象とし、法令やリスクを認識しつつ、持続的な農業生産を目指します。

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