地元、信州の農・食・暮らしを発信 ―さんちょく新聞より―

直売所OPEN情報!

軽井沢発地市場



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 軽井沢町の6次産業化を進める拠点施設「軽井沢発地市場」が、6月25日グランドオープンし、本格営業をスタートしました。約150件の農業会員が朝採り野菜を出荷する直売所のほか、フードコートには東御市のチーズ専門店「アトリエドフロマージュ」のレストランや、地産地消バイキングレストラン「大地の恵」、軽井沢町の「白ほたる豆腐店」などが出店しており、発地市場と共に開発した軽井沢町産農産物を使ったメニューも提供しています。そば打ち教室もあり、軽井沢の食文化が楽しめる複合施設です。
 同町は清涼で霧がかかり易い霧下気候で、農産物の乾燥を防ぐため、おいしい農産物が育ちます。そんな同町の野菜を「軽井沢霧下野菜」としてブランド化し販売しています。「軽井沢の観光を支えてきた農業を五感で感じてもらう施設にしたい」と施設長の池田秀也さん。軽井沢の新たな魅力を発見する施設です。
■ 軽井沢発地市場
TEL:0267・45・0037


JAあづみ 安曇野スイス村ハイジの里



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 JAあづみが運営する新たな直売所「安曇野スイス村ハイジの里」が、6月5日にオープンしました。安曇野市を中心とする生産者約500名が採れたての野菜を出荷するほか、焼きたてのピザやコーヒー等を提供するイートインコーナーがあり、地元老舗菓子店の菓子や石川県から直送した鮮魚も販売しています。
 建物の総面積は約1500平方メートルで、県内最大級の施設です。「安曇野」を全面に売り出す商品開発もさらに進める予定で、センター長の後藤祐輔さんは、「〝安曇野ブランド〟をこの施設からもっと発信していけたら」と話しました。
 イートインコーナーでは、季節ごとのメニューを提供しており、夏期は安曇野市産トマトを使用したトマトソフトクリームを販売。また、隣接して市民農園を増設予定で、地域の「食育」を進める施設としても位置付け、料理教室なども企画していく予定とのことです。
■ 安曇野スイス村ハイジの里
TEL:0263・87・0812


たてしな自由農園 茅野店



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 茅野市・原村に3店舗の直売所を運営していた「たてしな自由農園」が、茅野市の花蒔店を移転・新築し、6月17日、「たてしな自由農園茅野店」をオープンしました。茅野店オープンに伴い、花蒔店は閉店、堀店は一旦休業し、当面は、茅野店・原村店の2店舗体制で営業します。
 茅野店は、県内最大級の売り場面積を持ち、地元農産物をふんだんに使ったたっぷりのサラダ、パン、地元牧場の牛乳を使ったソフトクリームなどを提供する「808Cafe」を併設しています。パンは全て同店手造りで、併設された工房で焼きたてを提供しています。
 常務の山本敦史さんは、「生産者と共に地域の農業を守っていくために進化が必要と考えてできた店。カフェも野菜が中心。農家と消費者の橋渡しをこれからもしていきたい」と、創業時から変わらぬ理念を語りました。茅野市のビーナスライン沿いに建ち、観光客や地元の人にも愛される店にしていきたいとしています。
■ たてしな自由農園 茅野店
TEL:0266・75・5510


道の駅 田切の里



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 7月16日、飯島町に新しい道の駅「田切の里」がグランドオープンしました。国道153号伊南バイパス沿いに建ち、地元生産者が出荷する農産物直売所やレストランを備えた施設です。レストラン「そば処たぎり」「食事処見駒亭(みこまてい)」では、飯島町田切産のそば粉を使ったそばや地元産食材を中心に使った料理を提供します。
 地元住民による出資会社「株式会社道の駅田切の里」が運営。少子高齢化が進む地域の交流の場としても位置付けられており、日用品や肉、魚、惣菜、酒類などの販売も行っています。地域福祉の拠点としての機能も備え、移動販売車による買い物弱者支援も7月下旬から実施。今後、6次化の拠点として農産加工所の運営も予定しています。
■ 道の駅 田切の里
TEL:0265・98・5525

(平成28.8.15 産直新聞第94号より)