トピックス
産直コペルvol.70のご紹介!
農地や景観などの地域資源を維持・管理できない。地域のお祭りなどの集落活動の担い手がいない――。少子高齢化や農業従事者の減少などにより、中山間地を中心に日本の多くの地域では、こうしたことが非常に深刻な問題となっている。
その対応策として、農林水産省が推進し、注目を集めているのが「農村型地域運営組織(農村RMO)」だ。これは、地域の暮らしを守るため、地域課題の解決に向けた取り組みを持続的に実践する地域住民主体の組織のこと。複数の集落の機能を補完し、農用地保全活動や農業を核とした経済活動、生活支援などに取り組む。
中山間地の持続可能性のカギを握る「農村RMO」とは具体的にはどういうものか?現状はどうなっており、課題は何か? 農林水産省へのインタビューや、全国の具体的な事例の紹介を通じて明らかにしていく。
特集「農村RMO」ってなに?
◆インタビュー:農林水産省に聞く!農村RMOのキホン
直売・加工活動は農村RMOのカギになる
◆事例1:秋津野地域づくり協議会(和歌山県田辺市)
長期的目線で取り組む地域づくり 既存組織がRMOで連携
◆事例2:田幸地区町内連合会(広島県三次市)
住民自治組織が挑む”農”のまちづくり
◆事例3:本山町農村みらい会議(高知県本山町)
住民による住民のための地域づくり
◆事例4:鉈打ふるさとづくり協議会(石川県七尾市)
農地の共同管理を基準に 住民の手で集落を守る
◆論考:農村RMOの取り組み強化のために
産直コペル70号特集は、以上のようなラインナップでお届けします。
ほかにも・・・・
◆ここにしかない”我が地域の宝”伝統の「市田柿」を守り、つなぐ
◆寄稿 日本大学 大学院 総合社会情報研究科 教授 神井弘之
LFPの挑戦(第3回)
など、盛りだくさんの内容となっています。
産直コペルの詳細とご購入はこちらからご確認いただけます。
https://www.sanchoku-coper.com/subscription/
また、次号の特集は「『伝統野菜』を、未来へつなぐ。」です。
4月10日発売となります!ぜひお買い求めください。