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ねんりんピックおいでませ!山口2015

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 60歳以上のスポーツ・文化の祭典、ねんりんピックが山口で開催されました。このたび、産直新聞社は長野県代表として参加!
 といってもうちには該当年齢の社員はおらず…私たちが向かった先は、お爺さんお婆さん選手団が張り切るグラウンドではなく、農林水産省のブースでした。
 日本一の長寿県、信州の物産で会場を盛り上げてほしいとの依頼を受け、平谷村の皆さんと共に、信州産の食べ物の素晴らしさをピーアール。つまりは、売り子としてがんばってきました。

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 ちなみに、平谷村は長野県で最も人口の少ない村として有名で、今回は特産のトウモロコシで作った加工品を販売。売れ行きは好調で、甘口コーンカレーがいち早く完売!
 こちらも負けじと安曇野のリンゴ・生わさび・阿智村おにひらの蕎麦、オマケで私の畑で採れた野菜などなど、この日のために遠路はるばる9時間かけて山口まで持ってきた信州の特産品を一生懸命売りました。

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 試食に提供したシナノスイートの甘酸っぱさが山口の皆さんのお口に合ったようで、目玉のリンゴが早くも2日目で完売。3日目は少し余裕が出来たので、いかにもねんりんピックらしい健康診断のブースを巡回して健康チェックをしたり、せっかくだしお土産にかまぼこを買ったり。

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 ところで、どうでもいい情報かも知れませんが、私(40代男)の肌年齢は自分でも驚きの20代という診断結果が。週末はもっぱら朝から晩まで畑仕事で紫外線を浴びまくっているにもかかわらず、です。
 おそらく、入浴の際お湯だけで体を洗っているのが良いんだろうと勝手に思っています。合成化学物質で体を洗うと、肌に住み着く微生物と私たち人間との共生関係がご破算にされてしまう気がするのです。
 同じ理由で、畑に農薬は一切使いません。肥料もやりません。
 やってることは単純、明解。野菜と微生物が持ちつ持たれつ生かし合うことが出来る環境を整えてあげることだけです。

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「私の仕事は微生物の力を借りているだけ」
 ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智さんのこの言葉。謙虚なお人柄がうかがわれるようですが、微生物の持つ能力の素晴らしさを知れば誰もが抱きうる尊敬の念なのかも知れません。
 来年のねんりんピックは、長崎で開催予定だそうです。長野県が長寿日本一の座に君臨する限り、また産直新聞社にお呼びがかかるのでしょうか、どうでしょうか。微生物が育ててくれた健康野菜を今度も持っていけたらと思います。

(平成27.10.21)